ランディングページは、訪問者をコンバージョンに導くために重要な役割を果たします。
画像コーディングは、ランディングページの制作においても一般的に使用される手法です。
以下に、画像コーディングのメリットとデメリットを解説します。
ごちゃごちゃ説明はいいから、コードをコピペして早くLPを作りたいと言う方は以下の記事を参考にしてください↓↓
画像コーディングのメリット
簡単に制作できる
画像コーディングをする場合、HTMLやCSSなどのコーディング知識は最低限でOKです。
必要な画像を作成し、適切なHTMLタグを使用しながらコーディングするだけで簡単にランディングページを制作することができます。
なので普段からクリエイティブに携わっているデザイナーやインスタグラム運用代行者にとって、画像コーディングは身に着けておいて損のないスキルです。
レスポンシブ対応も最小限でOK
ランディングページは、PCやスマートフォンなど様々なデバイスで閲覧されます。
ガッツリコーディングする場合は、PC用、タブレット用、スマホ用とデバイスのサイズごとにレスポンシブ対応を書く必要がありますが、画像コーディングを使用することで、レスポンシブ対応を簡単に行うことができます。
必要な画像サイズを用意し、HTMLやCSSを修正することで、様々なデバイスに対応することができます。
PDCA(計画・実行・評価・改善)を回す際の管理コストが低い
ランディングページ制作における画像コーディングの大きなメリットの一つとして、PDCA(計画・実行・評価・改善)を回す際の管理コストが低いことが挙げられます。
ランディングページの効果を最大化するためには、定期的にPDCAサイクルを回して改善を行うことが不可欠です。
このプロセスにおいて、画像コーディングは特に効率的な選択となります。
画像コーディングでは、デザインやレイアウトを一つの画像ファイルとして管理できます。
これにより、複数の要素を一度に変更・更新できるため、テキストや個別のHTML要素を細かく修正する必要が少なくなります。
たとえば、ABテストを実施する際に異なるデザインやメッセージをテストする場合、画像を差し替えるだけで済むため、作業が簡素化され、迅速に対応できるのです。
これらのメリットを聞くと、
テキストコーディングなんて意味ないやん!
全部画像コーディングでいいやん♪
と思うかもしれませんが、もちろんデメリットもあります。
画像コーディングのデメリット
SEO対策にならない
ランディングページは、広告などで集客を行うためのページであり、検索エンジンからのアクセスは期待されません。
しかし、SEO対策をすることで検索エンジンからのアクセスを期待することもできます。
画像コーディングを使用することで、テキストが少なくなり、SEO対策が行いにくくなるというデメリットがあります。
ですがランディングページは基本的にSEOではなく広告で回すものなので、この点に関してはそこまで深刻に考える必要もありません。
詳しくはこちらの記事も参考にしてください↓↓
画像化できない要素もある
ランディングページには、ボタンやフォーム、テキストリンクなど、画像化できない要素があります。
これらの要素は、テキストで表現する必要があり、画像コーディングだけでは対応できません。
そのため、基礎的なHTMLやCSSの知識が必要になります。
広告ランクが下がる
画像コーディングのデメリットの中で特に注意すべきなのが、広告ランクの低下に繋がる可能性がある点です。
リスティング広告のランクは、主に広告の品質スコア、入札額、そして広告の関連性によって決定されます。
この品質スコアの重要な要素の一つが「ページのコンテンツの品質と関連性」です。
検索エンジンは、ランディングページの内容がユーザーの検索意図にどれだけ一致しているかを評価します。
この評価には、ページ上のテキスト情報が大きく影響します。
つまり、検索エンジンはページ内のテキストを分析し、その内容がユーザーのニーズに適しているかどうかを判断する仕様になっています。
画像コーディングを多用すると、テキストの割合が相対的に減少し、検索エンジンに対するページの評価が低下するリスクがあります。
特に、テキスト情報が画像の中に含まれている場合、検索エンジンはその内容を直接認識することができません。
その結果、ページ全体の関連性が低く見積もられ、広告ランクが下がる可能性があります。
さらに、広告ランクが下がると、同じキーワードに対して競合他社よりも不利なポジションで広告が表示される可能性が高まります。
これにより、クリック率が低下し、最終的には広告費用対効果(ROAS)が悪化することも考えられます。
加えて、品質スコアの低下により、入札額を引き上げなければならなくなるケースもあり、結果として広告運用コストが増加する可能性があります。
リスティング広告においては広告ランクを下げる可能性があるため、テキストコーディングとバランスをとることが重要です。
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